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船酔いを防ぐ:乗る前日から、船の上まで
船釣りをためらう一番の理由が船酔いです。酔い止めを飲む時間、前日の過ごし方、船の上での立ち位置まで、順番に説明します。
船釣りに行ってみたいけれど酔いそうで踏み出せない、という方は多いと思います。実際、「船酔い 対策」は月に2,900回検索されていて、船釣り関連では最も多く調べられている悩みのひとつです。
船酔いは体質だけの問題ではありません。準備でかなり防げます。順番に説明します。
前日にやること
寝る
これが一番効きます。睡眠不足は船酔いの最大の原因です。集合が朝5時なら、逆算して前日は21時には床に入ってください。
遠方から向かう場合、夜通し運転して直接港へ、は最も酔う組み合わせです。近くに前泊するか、日程を変えることをおすすめします。
お酒を控える
前夜の深酒は翌日に残ります。残っていなくても、体は脱水気味になります。
持ち物を前夜に用意しておく
朝バタバタすると、それだけで体調が乱れます。
酔い止めを飲む時刻
ここを間違えている方が非常に多いところです。
乗船の30分〜1時間前に飲む。港に着いてからでは遅い場合があります。
市販の酔い止めは、飲んでから効きはじめるまでに時間がかかります。船が動き出してから飲んでも間に合いません。
船宿でも売っていることが多いので、忘れた場合は集合時に聞いてみてください。
飲み方のこつ
- 空腹で飲まない 胃が荒れて逆効果になります
- 眠くなる成分に注意 運転して帰る方は、眠くなりにくいものを選んでください
- 2回目以降も飲む 効き目が切れる時間を確認しておきます
当日の朝
食べる。ただし軽く
空腹は酔います。おにぎり1つでも入れてください。逆に、脂っこいものや食べ過ぎもよくありません。
水分をとる
脱水は酔いを悪くします。船の上でも、こまめに飲めるものを持っていってください。
船の上での過ごし方
座る位置
船は前と後ろで揺れ方が違います。
| 位置 | 揺れ方 |
|---|---|
| 船の真ん中あたり | 最も揺れが小さい。不安なら船長に相談を |
| 船首(前) | 上下に大きく揺れる |
| 船尾(後ろ) | エンジンの振動と排気がある |
目線を遠くに置く
近くを見つめると酔います。水平線や陸地を見てください。
特に避けたいのがこの3つです。
- スマートフォンを見る
- 下を向いて仕掛けをいじり続ける
- 船室にこもる
外の空気に当たる
締め切った船室より、風の当たる場所のほうが楽です。寒い時期でも、防寒して外に出るほうが酔いにくくなります。
酔ってしまったら
我慢しないことが一番です。
- 船長に言う 黙って耐えるより、伝えてください。位置を変えたり、早めに戻ったりできることがあります
- 横になる 船室があれば、あおむけで目を閉じる
- 吐いてしまってよい 吐くと楽になります。風上ではなく風下側へ。船長に一声かけてください
- 水分をとる 吐いたあとこそ、少しずつ飲む
恥ずかしいことではありません。船長は慣れています。
それでも心配な方へ
次の3つで、体験としての失敗はかなり避けられます。
- 穏やかな日を選ぶ 予約時に「初めてなので、波の穏やかな日がよい」と伝えてください
- 近い漁場の船を選ぶ 港から10分の船と2時間の船では、負担がまったく違います
- 短い便から始める 半日(4〜5時間)の午前便が向いています
まとめ
- 前日によく寝る。これが最も効く
- 酔い止めは乗る30分〜1時間前
- 朝は軽く食べる。空腹は酔う
- 船では真ん中に座り、遠くを見る。スマホは見ない
- 酔ったら我慢せず船長に言う
最終更新:2026-08-03