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マダコの船釣り:やることは単純、けれど奥が深い
仕掛けを底に着けて、たまに動かす。それだけです。技術は要りませんが、乗ったかどうかの判断に慣れが要ります。明石・東京湾を中心に人気の釣りです。
マダコは、船釣りのなかでもやることが最も単純な部類です。仕掛けを底に着けて、たまに動かす。投げる技術も、深さを合わせる技術も要りません。
それでいて、釣れる人と釣れない人の差ははっきり出ます。そこが面白いところです。
基本のところ
| 時期 | 初夏から秋。地域により春から |
|---|---|
| 料金の目安 | 11,000〜13,000円 |
| 主な海域 | 明石海峡、東京湾、伊勢湾・三河湾など |
| 難しさ | やることは単純。判断に慣れが要る |
「明石 タコ」は月1,900回検索されており、船釣りの魚種としては上位です。明石のタコは全国的に知られています。
2つの仕掛け
テンヤ
木の板にオモリと針がついた昔ながらの道具に、カニや豚の脂身を縛りつけます。船宿が用意してくれることが多いので、初回はこれで十分です。
タコエギ
エビの形をした疑似餌を2〜3個つけます。エサが要らず手が汚れません。近年はこちらが主流になりつつあります。
予約時にどちらか書かれています。分からなければ船宿に聞いてください。
やること
- 底まで落とす 着いたら糸を張ります
- 底を叩く 竿先を軽く上下させて、仕掛けを底で動かします
- 止める 5〜10秒、動かさずに待ちます
- これを繰り返しながら、船の流れに任せて移動していきます
ポイントは底を離さないことです。タコは底にいます。宙に浮かせても釣れません。
「乗った」の見分け方
ここが唯一の難所です。タコは魚のように引きません。
重くなる。ゴミが引っかかったような、根がかりしたような感触。
この「重い」が、タコが抱きついた合図です。初めての方は根がかりと区別がつかず、そのまま巻き上げて逃がしてしまいます。
重いと感じたら
- 数秒待つ しっかり抱かせます
- 大きく、力強く合わせる タコは吸盤で底に張りつくので、剥がすつもりで
- 止めずに巻き続ける 途中で緩めると、岩に張りついて取れなくなります
「重い」と思ったら、とりあえず合わせてよいのがタコ釣りです。根がかりでも失うものは仕掛けだけです。
釣れたら
- タコは驚くほど脱走します。クーラーの蓋は必ず閉め、隙間があればテープで留めてください
- 網に入れてもらってから船に上げます。手で持ち上げると落とします
- 締め方は船長に聞いてください。目と目の間を刺す方法が一般的です
- 塩でよく揉んでぬめりを取ります。船の上でやっておくと家が楽です
食べ方
釣りたてのタコは、店のものとは食感が違います。
- 茹でタコ まずはこれ。塩で揉んでから茹でます
- 刺身 薄く切って。新鮮なうちだけの味です
- タコ飯 炊き込むと出汁が出ます
- 唐揚げ 子どもに人気です
初めての方へ
- 体力が要りません 一日中しゃくり続ける釣りではありません
- 船酔いしにくい 浅い場所を狙うことが多く、港からも近い
- 坊主が少ない 時期が合えば、誰かしら釣れます
ただし、「乗った」の判断だけは慣れが要ります。最初の1匹までは、船長に見てもらいながら進めてください。
まとめ
- 時期は初夏〜秋。料金は11,000〜13,000円
- やることは底を叩いて、止めるだけ
- 「重い」がタコの合図。迷ったら合わせる
- 合わせたら止めずに巻く
- クーラーの蓋は必ず閉める。脱走します
最終更新:2026-08-04
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