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タチウオの船釣り:東京湾と大阪湾で人気の理由
引きが強く、食べてもおいしい。船釣りで最も人気のある釣り物のひとつです。ただし深さを合わせる必要があり、最初は苦戦します。その勘所を説明します。
タチウオは、船釣りで最も人気のある釣り物のひとつです。「東京湾 タチウオ」は月1,300回、「大阪湾 タチウオ」は480回検索されています。
人気の理由ははっきりしています。引きが強く、数も釣れ、食べておいしい。刀のような銀色の魚体も、釣り上げたときの印象に残ります。
基本のところ
| 時期 | 夏から冬。特に秋が最盛期 |
|---|---|
| 料金の目安 | 12,000〜14,000円 |
| 主な海域 | 東京湾、大阪湾、駿河湾、豊後水道など |
| 難しさ | ふつう。初回よりは2回目以降に |
2つのやり方
テンビン(エサ釣り)
サバやコノシロの切り身をつけて狙います。初めてならこちら。エサの匂いで寄るので、多少下手でも釣れます。
テンヤ
オモリと針が一体になった道具に、エサを縛りつけます。誘い方に技術が要りますが、大型が出やすいのが魅力です。
予約のときに「テンビン」「テンヤ」のどちらか書いてあります。分からなければ船宿に聞いてください。
最大の勘所:深さ(棚)を合わせる
タチウオ釣りで釣れる人と釣れない人の差は、ほぼここで決まります。
タチウオは宙に浮いています。底にいるわけではありません。水深60mの海で、水面から30mのところにいる、ということが普通に起こります。
船長が「40mから50m」と言ったら、その範囲を仕掛けが通るようにします。
やり方はこうです。
- 指示された下の深さ(例:50m)まで落とす
- ゆっくり誘いながら巻き上げる
- 上の深さ(例:40m)まで来たら、また落とす
- この間でアタリが出た深さを覚えて、次からそこを重点的に狙う
釣れた深さを覚えておくこと。これがタチウオ釣りの上達で最も効きます。
アタリの取り方
タチウオのアタリは、他の魚と違います。
- 「コツッ」「モタッ」と小さい ガツンとは来ません
- アタリがあっても、すぐ合わせない エサをくわえ直すのを待ちます
- 竿先が引き込まれてから、ゆっくり合わせる
慌てて合わせると、エサだけ取られます。「待つ」のが難しい釣りです。
歯に注意
タチウオの歯は、指を切ります。実際に毎年けが人が出ています。
- 魚を掴むときは必ずタオルか専用のグリップを使う
- 頭の後ろを押さえる。口の近くに手をやらない
- クーラーに入れるときも、暴れるので注意
- 仕掛けを外すときはプライヤー(ペンチ)を使う
船宿にプライヤーがあることも多いですが、1つ持っていくと安心です。
持ち帰りと食べ方
細長いので、クーラーボックスは大きめ(25〜35リットル)が必要です。入らない場合は、船の上で半分に切ることもあります。
- 塩焼き 皮目の脂が上品です
- 刺身・炙り 新鮮なうちだけ。皮を炙ると香りが立ちます
- 天ぷら・ムニエル 骨が少なく食べやすい
銀色の皮は「グアニン」という成分で、うろこではありません。こすり落とさないでください。そこがおいしいところです。
初めての方へ
タチウオは人気があるぶん、船が混みます。初回は次の3つをおすすめします。
- 平日を選ぶ 船長に教われる時間が増えます
- テンビン(エサ釣り)から
- 予約時に「初めて」と伝える
もし「まず確実に釣りたい」のであれば、アジのほうが向いています。タチウオは2回目に取っておくのも、賢い選び方です。
まとめ
- 時期は夏〜冬、秋が最盛期。料金は12,000〜14,000円
- 初めてならテンビン(エサ釣り)
- 最大の勘所は深さを合わせること。釣れた深さを覚える
- アタリは小さい。すぐ合わせない
- 歯で指を切ります。タオルかグリップを必ず使う
最終更新:2026-08-04
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